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姫野 カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』読了


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内容(「BOOK」データベースより)
地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。班。体育館の裏。制服。渡り廊下。放課後。痛いほどリアルに甦るまっしぐらな日々―。給湯室。会議。パーテーション。異動。消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、かつてなかったピュアロマン。恋とは、「堕ちる」もの。


斬新な恋愛小説。

好きな想いを捨てきれないせつなさ、

恋の甘さ、悲しさ。

まさに、リアルな恋愛を表現しています。

誰かに嫉妬したり、誰かを憎んだりを

引きずらず、ただ想いを大切にする恋、愛。

憎しみではなく、

人を愛することの美しさ。

そして、異性に対する愛の表現も

いやらしくなく描いている。

ただ、女性目線的な部分が大半なので、

男性には感覚的に違和感があるかもしれない。

けど、美しく、ピュアな作品であることは間違いない。