薬丸 岳『死命』読了
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内容(「BOOK」データベースより)
若くしてデイトレードで成功しながら、自身に秘められた女性への殺人衝動に悩む榊信一。ある日、余命僅かと宣告され、欲望に忠実に生きることを決意する。それは連続殺人の始まりだった。元恋人の澄乃との皮肉な再会。犯人逮捕に執念を燃やす刑事・蒼井にも同じ病が襲いかかり、事件の展開は衝撃の結末を―。
涙腺が崩壊して、涙が止まりません。
今、目が真っ赤にして、鼻が詰まった状態で書いています。
生きること、命を重さを感じています。
死の宣告を受けて見えてくる生きる意味、
自分に課せられた本当の使命。
死に際になって、後悔は少ないほうがいい。
生きることは闘いである。
生きることは命を削ることである。
生きることに対する執念が滲みでてる。
使命というのは、言葉で表すのではなく、
自分の生きる姿で示すものだと・・・
そう考えると・・また、涙が・・・。
この作品の感動は半端ない。