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失ったのではなく「手放した」と考える


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何かを失って悲しんでいるのなら、

それは失ったのではなく「手放した」と考えましょう。

手放したぶんだけ、新しい何かが手に入るはずです。

 「つき合っていた人に振られてしまった」

「会社を辞めて、収入がガクンと減った」

そんなふうに、これまで大事にしてきたもの、

持っていたものをなくすと、

私たちは何かすごく大きなものを失ったような気がしてしまいます。

 

でも、失ったものはもう元にはもどりません。

なくしたことを悔やんでいると、

「あんなに好きになれる人とは、もう二度と出会えない。

自分は将来、このまま一人で孤独に生きていくんだろう」

「会社を辞めなければよかったのかもしれない……」

と後悔だけでなく、不安な気持ちまで膨らんできます。

悔やみ続けるほど、

心にはどんどんマイナスのエネルギーが

増えていってしまうのです。

 

こんなとき、自分は「失った」のではなく

「手放したんだ」と、

捉え方を変えてみましょう。

「失う」というと、そこにはネガティブなイメージが

つきまといます。

ところが、同じことも「手放す」ということで、

自分の元から不必要なものを放すというポジティブなイメージに変わります。

「彼を失ったのではなく、うまくいかなくなった恋人への

執着を手放したんだ」

「会社と給料を失ったのではなく、

会社と給料に縛られる人生を手放したんだ」

そんなふうに考えると、気持ちが前向きに変わっていきます。

 

このように、ひとつの事実を違う意味合いでとらえ直すこと

心理学では「リフレーミング」といいます。

フレーミングをうまく活用すれば、

心にあるマイナスのエネルギーを一瞬にして

プラスに切りかえることができます。

失うことがきっかけで、

人生が好転するケースは少なくありません。

手放してこそ、新しいものを手にすることができるのです。

 

植西聡「一瞬で気持ちを切りかえる!凹まない人の感情整理術」より