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「お前バカか!?」と生徒を叱る教師。その横を通った教師が放った一言が突き刺さる…


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高校進学がいよいよ迫って来た2学期のある日の出来事でした。

中3のその男の子は塾にも通い、学校では先生に何度も同じ所と復習を個人的に質問し、他の生徒に追いつこうと必死でした。
 
 
そんな時、その子が一番苦手だった数学の先生に職員室へ呼び出されました。

ろくに勉強をしてこなかったツケが回り理解力の乏しいその子僕に、当時担当していた数学の先生が大激怒…

先生も、相当イライラしていたのか、あまりにも私が簡単な問題で何度もつまずくので、堪忍袋の緒が切れてしまったのでしょう。
 
 
「この程度の問題をいつまで

 手こずってるんだ!?

 お前バカなのか!?

 そんなんじゃ一生希望校

 なんて受からないぞ!!」
 
 
こう怒られている最中、どこからかふらっと近付いて来た学年主任の先生…

この先生は、生徒から根暗的な存在として認知されていて、基本は物静かな先生です。

普段から、授業中も声が小さくあまり何を言っているのか分からない事も多々。

 
しかし、そんな内気な学年主任の先生が、執拗に怒られているその子の側にふっと近付き、こんな言葉を投げかけて行ったのです。
 
 
「◯◯先生…

 ”そんな簡単な問題”が

 早く解けるために、

 ”そんな簡単な問題”を

 深く理解させてあげて

 次のステップアップした

 問題を解ける様にする

 ために、僕たち教師が

 いるのではないでしょうか?
 
 ”そんな簡単な問題”を

 早く理解させれる様な

 教え方を摸索するべきでは?

 生徒に向かって”バカ”は

 ダメです。

 立ち位置を見誤らない様に

 しましょう。

 叱り怒り続けたって問題は

 解けませんからね…」

 
この言葉に、大激怒していた教師は絶句。

一言も発せなくなってしまい、既に立ち去った学年主任の先生に向かって小さな声で
 
 
「何なんだあいつ気持ち悪い」
 
 
と、小さな抵抗をするのが精一杯といった表情でした。

その後、その子は学年主任の先生を追いかけて、
 
 
 「ありがとうございました!」
 
 
とお礼を言いました。

先生は
 
 
「これが私の役割だから。

 頑張ろうね」
 
 
と、初めてニコッと笑顔を見せてくれました。
 
 
出典元:涙が止まらない

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教育とは、なにか。だれのためにあるのか?

生徒と真正面から向き合える先生っていいですね。