水野敬也 「四つ話のクローバー」
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「もうこれだけは絶対に覚えて来世に向かって頂きたいのです。
この『共感』さえ身につけることができれば、
何度人生を繰り返しても不幸になりようがありませんから」
「もしあなたが生前、お客さんの気持ちに共感できていたらどうだったでしょう?
お客さんの抱える問題や悩みに共感できていたら、
あなたはあれほど自分の仕事を嫌いになることができたでしょうか?」
「人間関係だってそうですよ。
あなた、生きているとき、死ぬほど嫌ってた人がいましたよね?
でも、あの人にもつらいことや苦しいことはあったんですよ。
もしあなたがあの人の立場に立って、その気持ちに共感できていたとしたら、
向こうだってあなたのことを心底嫌いになれなかったはずなんです。
自分の気持ちを分かってくれる人を、人は嫌いになりようがありませんから」
引用:四つ話のクローバー
水野敬也 著
文響社