機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 最終回を見て
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前期、後期すべてを見た。
全体的にガンダムらしくない、
ちょっと悲しみを背負った結末。
ただ、全編において、血なまぐさい感じだったのを
最終回はきれいに納めたなあと思う。
鉄華団のすべての戦闘を
目的のない、無意味なものにすることで、
生きることは何か、
生きるために何が必要か、
それらを問う形の結末。
鉄華団は生きるために純粋すぎた。
純粋さゆえに戦うという選択をした。
ラスタル率いるギャララルホルンは
大儀を前面に清濁あわせ飲むという立場で
戦争、平和を選択した。
本来、ガンダムシリーズは、どちらも正しい理論で、
お互いが純粋に戦争していた感じだったけど、
今回は純粋VS清濁を含む純粋。
勝者、敗者を明確に線引きすることで
より現実的な結末だったように思う。
だから、見ている側に妙な悲しみ、哀れさを残しつつ、
前向きに生き、歩むことを強調した。
ただ純粋なだけでは、戦えない。
大切なものを守ることはできない
そんな感じです。
ただラスタル・エリオンの勝者というのは納得いかないが・・・